歯科で受けるレントゲンの放射線量

地震以後、生活は落ち着きを取り戻してきているとは言え、ひたちなか市もまだ時折余震がありますし、なかなか元通りとは行きませんね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

勝田にある鈴木歯科医院も、カルテ棚や模型棚など、物が飛散しないよう応急的な地震対策を施し、休診日に集中的に工事を行っていた床下の補強工事も、やっと終えました。ふぅ 。 (*´-`*)

最近、歯科治療時の際のX線撮影の放射線量について、尋ねられる事が多くなりました。
昨年、鈴木歯科医院のレントゲンがデジタル化された際に記事をアップしましたが、再度、歯科治療で受ける放射線量について掲載します。
歯科用X線写真(デンタル、パノラマ)    0.01mSv(=10μSv)
胸部X線写真(集団検診) 0.05mSv(=50μSv)
東京ニューヨーク間飛行機往復 0.2mSv(=200μSv)
胃X線写真(集団検診) 0.6mSv(=600μSv)
年間の自然放射線 2.4mSv(=2400μSv)
(ふだん生活している中で受ける宇宙等からの放射線)

(上記は、レントゲンの仕様により異なるため、厳密な数値ではありませんが、目安と考えて良いと思います。デジタルレントゲンは数値がやや小さめ、従来のレントゲンは数値がやや大きめになります。)

※以上、全国歯科大学・歯学部附属病院診療放射線技師連絡協議会の「自然放射線と診断用X線の比較」による
もちろん、レントゲン撮影は行わないに超したことはありませんが、骨の状態や根の状態を知るためには必要で、特に根の治療や抜歯はX線写真無しでは、行えません。
今後とも、鈴木歯科医院では、X線写真撮影は最小限になるよう、最新の注意を払ってゆきたいと思います。

<付記> 【ひたちなか市の空間放射線量について―
校庭および公園での6月1日の発表結果では、1時間あたり、概ね0.001〜0.003mSv(=0.1〜0.3μSv)でした。(通常は、0.05μSv程度のようです。)

(2011年6月14日)

睡眠時無呼吸症候群について

先日テレビを何気なく見ていたら、睡眠時無呼吸症についてやっていたのですが、なかなか面白い内容でしたので、ご紹介します。意外や意外、睡眠時無呼吸症と歯科とは、関係があるのです!

詳しくは番組ホームページ(NHK ためしてガッテン)を見て頂くことにして、簡単に説明致しますと、実は、以下の1〜3は、なーんと、全部バツ、間違いなのです!!

1)睡眠時無呼吸症は、太った男性がかかる病気である→×

最近の研究によると、痩せた女性でも50歳を過ぎるとかかりやすいとのこと。理由は、脳の呼吸中枢を刺激する女性ホルモン(プロスゲステロン)が、閉経に伴い減少するから。

2)睡眠時無呼吸症は、眠っている時に息が止まって酸素不足になるもので、高血圧や糖尿病とは関係がない→×

無呼吸症は、呼吸が止まって酸素不足になることのみならず、呼吸が戻って急激に酸素量が回復することを繰り返すうちに、血中に活性酸素が発生して血管を傷つけたり、インスリンの働きが弱まり、高血圧や糖尿病を引き起こしてしまったりする。

3)睡眠時無呼吸症は、歯並びに関わらず起きるので、舌や顎を見ても、わからない→×

デコボコな歯並びに象徴される小さい顎は、口の中の容積が狭く、舌を喉の奥に押し下げてしまうので、無呼吸症になりやい。
また、舌を突き出してもらって喉の奥が見えるかどうかや、横顔の顎から喉にかけての角度が浅いか深いかによって、無呼吸症になりやすいかどうかの目安がつく。

さあ、どうだったでしょう?(^^)

治療は、鼻から圧力をかけて気道を広げるシーパップ(CPAP)のようなマスクもありますが、寝ている時に装着するマウスピースは、歯科で作ることができます。
しかしながら、医師の診断と紹介状がなければ、保険は適応できません。
また、デコボコの歯並び(狭さく歯列)は矯正治療で治すこともできますが、いずれも自費になります。
NHK「ためしてガッテン」
日本人の8割が危険!睡眠時無呼吸症の死角 (2010年6月23日放送)

(※正確には、「症」と「症候群」は違いますが、NHKでは「睡眠時無呼吸症」としていたので、ここでは同義に扱いました。英語では、Sleep Apnea Syndrome:SASと言います。)

(2010年7月5日)

歯磨きはインフルエンザに効果的?!

受験生の皆様、今が一番大切な時期かと思います。
今年は例年になく雪が降ったりしたせいか、偕楽園の梅の開花も遅れているようです。体調に気をつけて乗り切って下さい!

その体調管理ですが、歯磨きでインフルエンザの発症が抑えられるという報告があります。
歯科学術的にエビデンス(科学的根拠)のとれたデータではないのですが、興味深いです。

いずれにせよ、歯磨きするということは、手洗い、うがいも同時に行うことになるので、一定の効果はあると思われます。
歯磨きをしてインフルエンザを予防しつつ受験シーズンを乗り切り、無事、サクラが咲きますことをお祈りいたします!

※昨年のNHK「ためしてガッテン」では、歯磨き指導したグループは、しなかったグループに比べて感染率が1/10になったと放送されていました。
口腔内の細菌が作り出すプロアテーゼという酵素が、粘膜表面の膜を破壊してウイルスを細胞内に侵入しやすくしてしまうのですが、口腔内を清潔にしておくことにより、それを防げるとのことのようです。

※また、2/16付けの東京新聞には、東京都杉並区で歯磨き指導のために洗面台を増設した小学校が、他校にくらべインフルエンザによる学級閉鎖率が大幅に減少したとありました。その結果を受けて、区立小学校の洗面台をさらに増設する
ことを決定したと書かれてありました。


(2010年2月20日)
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